新鮮空気

美味しい一口の水のような言葉を書いてみたい。
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震災で、自分の設計した建物に被害がありました。

 鉄骨造(ラーメン構造)3階建て。増築。
築ちょうど2年。

幸いなことにけが人はいませんでした。
ですが、3階部分の天井は大きく落下し、壁がゆがみ、
階段に一部浮きあがりがあります。
(自分で現状確認できた訳ではないので、写真と伝聞から書いています。)

隣接している鉄筋コンクリート造の建物には、
目立った被害はなかったので、
揺れやすい軸組が長い時間揺すられたことで、
天井の吊り金具が、天井裏のダクト類と衝突したりしたのかもしれません。

同じ街の建物でも、被害のあるものは多かったので、大きな揺れではあったのだと思う。
でも、申し訳ない想いがいっぱいです。

もう一度、構造を含めて、勉強しよう。
そして、できることを、しよう。
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非日常が日常。

地に足をつけないとな。と、思った。
つい、地震や原発やそれ以外にも最近周囲で不思議に起こる変わった出来事に、
非日常の感覚を植え付けられてしまって、ふわふわしている。はしゃぎすぎてる。

日常は、つまりは「いつものふつうの時」で、
それが変わってしまうと、今までとても普通に思えていたものが、
すごく価値のあるものだったことを知って、
それをただただ大事にするようになったり。

いつ何が失われてしまうかわからなくなって、
いますぐ、目の前しか見れなくなったり。

現実感がなくなって、浮き足立ってしまったり。

非日常は大歓迎。
なんでも受けてたつよ。
でも、しゃんとしていること。
きちんと自分のなかを整理して、できることをひとつづつこなしていくこと。
着実に進むこと。

いつ何が壊れるかもしれないというプレッシャーを、ひしひしと感じながら、
その現実感の中に身をおいて、にこにこ笑っていたい。
布団を干して、草木の世話をし、仕事して、ごはん食べて、
当たり前の日常を丁寧に暮らしたい。
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よしなしごと。

 はしゃぎすぎた土曜日の翌日。
家事などをゆっくり行いつつ、気持ちを緩めて過ごす。

窓を、網戸ごと全開にして天気の良さを味わう。
部屋は5階なのに、ベランダの花に寄ってきた蜂や蠅が、
ブゥーンと部屋に入ってきて、ひととおり飛び回っては、
また窓から外に出て行く。

空は快晴。完璧な日曜日。

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とりかえしのつかないものが好き。

photo.jpg
ひとつ元に戻すコマンドの、ないものが得意。
陶芸よりは彫刻。

元に戻せると思うと、ついやり直しし過ぎてしまってイマイチというの
は、自分が甘いだけかもしれないけれど。

2011年、兎年のお年玉袋図案。
消しゴムを彫る今日このごろ。

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エコトノハ。好き。

NECのHPに生えている樹木。 

何年も前からあるHPなのだけど、最近また遊んでしまう。
言葉を書き込むとそれが葉っぱになり、枝が伸びて木が育つ。

参加してる方は、なんとなく書き込んでいるだけなのに、 見事に樹木。
片側だけに伸びていったりしないもののようで。 

この裏に、どんなプログラムがあるんだろう? 
きっと単純な条件の重なり。 
それが沢山集まると、どんどん自然に見えてくる。 
無数の組み合わせ。場合分け。未知の世界。
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おはよう。

photo.jpg

朝が始まる。

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「最後だとわかっていたなら」

あたりまえに思えることって、実は当たり前なんかじゃないんだと思う。

先週、渋谷で映画を見たのね。夜。
その後一緒に行った友達とごはんしようかって話しながら、
モアイ像の前の坂道を歩いてたの。
すると、目の前を体長30センチくらいの茶色い鳥が走り抜けてく。
でっかいうずらみたいな。
なんかくわえて。一生懸命にとっととっと走ってるの。

後からよく考えてみると、渋谷にそんな鳥は自生してないだろうから、
きっとどこかの店から逃げ出した食材の七面鳥とかホロホロ鳥とかなんだと思う。
飛べなくて走っていたのだし。

鳥は、そのまま車道に飛び出して。
走ってきた車が一台、少しスピードをゆるめて過ぎていって。
だから、きっと渡れると思ったの。
「鳥は車道を渡って向こうに行ける」
それがそのとき私の思った「あたりまえ」
だから、渡りきるところを確認したくて。
で。「気をつけるんだよー」って言ってご飯食べにいくつもりだったの。

ところが。
二台目の車が鳥をはねてしまって。
路肩に飛ばされるとかではなくて、もう、はじけてしまって。
目の前で。
私が何かに気をつけていたとしても、何もできなかったんだけど。
でも。

今しかないかもしれないんだ。と、すごく思った。
鳥に起きたことは、自分にもおこるかもしれない。
私の大切なひとにもおこるかもしれない。

だから。だから。
いま、伝えたいことは伝える。
「ありがとう」とか「そのしぐさが好き」とかね。

鳥に、詩を送ります。

『最後だとわかっていたなら』
ノーマ コーネット マレック/作
佐川 睦/訳

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても 分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず

もし明日がこないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや 抱擁や キスをするための ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうしてしてあげられなかったのかと

だから 今日 あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことをそっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

『最後だとわかっていたなら』
ノーマ コーネット マレック/作
佐川 睦/訳(サンクチュアリ出版)
http://www.sanctuarybooks.jp/saigodato/
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